女子ひとりでも行ける京都5ヶ所めぐり(思い出)

新幹線 京都旅行 趣味と日常

女子ひとりでも行ける京都旅

私は京都が好きで度々訪れていましたが、中でも忘れられない京都めぐりがあります。その理由は、精神的に追い詰められ八方塞がりだった私に、一歩踏み出すきっかけを作ってくれたからだと思います。当時は心身ともに疲れ果てていました。そんな姿をみて心配したのか「息抜きに京都でも行ってきたら?」と弟が言い出し、ホテルを準備してくれたのです。もうこれは行かない手はない!と、即、新幹線に乗り込みました。気持ちの切り替えに出かけた旅が忘れられない2泊3日となりました。
☆この京都めぐりは、女性がひとりで行っても寂しい思いもせず、安心して楽しめるコースだと感じました。なのでその時の思い出をブログにしてみます。ウィルス感染防止の事態が収束を迎え、どっか行きたい気分なら、勇気をだしてボッチで行って見てきてください。それではスタート。

金閣寺

到着翌日。移動はバスと徒歩。京都めぐりは観光地にバス停が隣接している場合が多いので、私はいつもバスの一日券を購入します。この時は心身ともに疲れ果てていたので、あまり考えずに好きなところを周ろうと、最初は有名な金閣寺にバスで向かいました。到着すると団体旅行や修学旅行生がいっぱいでしたが、そこがチャンスです。付き添いのガイドさんが詳しく説明してくれているので、近くに行き団体に混じりしっかり説明を聞いちゃいます。これも私の一人旅の楽しみでもあります。天気もよく、相変わらす輝いている金閣寺。あのゴールドがたまらなく心をワクワクさせる。年齢ゆくと、キラキラしているもの見るとなぜか心弾みませんか?このキラキラもポジティブに向かうには必要だったかもしれません。金閣寺
金閣寺を離れ、順序に沿って歩いて行くと終盤に不動堂があります。ここに祀られている本尊は、石不動明王で霊験あらたかな秘仏として広く一般に信仰されているそうです。そしてここは私が不思議な体験をした場所でもありました。20代のころ、仕事で京都に来て立ち寄った時のことです。当時、私は長く続く偏頭痛に悩まされていて、鎮痛剤が欠かせませんでした。不動堂に来て常香炉(線香をたてる大きな香炉)を見つけたとき、煙を当てると悪いところが治ると聞いたことを思い出し、偏頭痛のある後頭部に煙を手で流しました。その日の宿泊先では、寝ながら大量の汗をかき、翌日には偏頭痛が嘘のように治っていたのです。辛いことを払ってくれた不動堂は、私にとっての最強のパワースポットでもあります。やはりここへ来たからには、状況が良くなりますようにと、全体に煙を流しました。痛いところがあるわけではないので、効果がはっきりとわからないのが少し残念ではありましたが。身を清めるとも言われているので、きっとここでも前に進む力をもらったのかもしれません。金閣寺も見れたしメインイベントの煙もありがたく浴びたので、近くにある売店で【幸】と書いてあるお守りを購入。これも何回目かな~。階段を下りて、次の場所へバスで向かいます。

金閣寺のホームページ

東大王 岡崎神社

金閣寺から市営バス[204]に乗って、30分~40分で岡崎神社に到着します。ここを訪れるのは2回目でした。私が京都に行ったら、ぜひ行きたい場所ベスト3に入っています。この神社はなんといってもウサギが可愛い!!沢山のウサギのお守りもあります。多産なウサギは氏神様の使いと伝えられていることから、安産・子授け・縁結び・厄除け、だそうです。「縁結びで良い人に出会えますように」とその時は祈ったと思います。ひっそりとした神社で、当時はググってもなかなか出てきませんでしたが、今はパワースポットとして知られているみたいです。私が行ったときは、他に一人くらいしか居なかったので、静かな時が流れウサギにも癒されました。

東天王岡崎神社のホームページ

南禅寺

岡崎神社を後にして、徒歩で南禅寺に向かいます。距離にするとだいたい1キロ弱、時間は15分ほどでしょうか。向かう途中には、お楽しみが沢山ありました。

まず、懐かしい昭和のケーキ屋さん「アマンド」。こういう洋菓子屋さんを目にすると、子供のころのウキウキした気持ちがよみがえります。ケーキは歩きながら食べれそうもないのでここは覗いただけ。しばらく歩いて、ちょっと横道に入ると、そこには京都の古い家が並んでいました。今にも窓から女将さんが顔を出しそうな雰囲気が漂っていて、タイムトラベルしているような気分でした。しばらく歩くと、「南禅寺」と見落としそうな小さな看板が出ていたと思います。正面からではなく、横道から目的地に向かって行く感じになります。私はここ南禅寺が好きです。広い敷地に木々が林のように囲み、空気が清らかに感じます。そして敷地内に点在する歴史的な建築物がとても魅力的。なんといっても、美しいのは水路閣です。始めは大阪湾から琵琶湖への産業などに使われていたそうですが、水力発電が注目されはじめて発電所が建設されたそうです。以前はサスペンスドラマなどでもよく使用されていました。和洋の雰囲気が漂っていて、レンガの隙間から生えている植物がさらに歴史の深さに色をつけてくれています。本当にそれは美しい光景です。

南禅寺のホームページ

平安神宮

南禅寺を満喫したら、次は平安神宮へ徒歩で向かいます。距離は1.4キロほど、時間にしたら18分くらいです。平安神宮に近づくと、ちょうどお腹がすく頃になっていました。どこかで食事でもと思いますが、女性がひとりで入れるところって観光客がわんさかいない場所ですよね。そんな場所が交差点にありました。「お福」うどん、そば屋さんです。お福 うどんとそば中はこぢんまりとした作りになっていて、私が入ったときは、地元のおじさま達がビールとうどんで話し込んでいました。食べたのは「おふくうどん」関西風のダシの効いた味がとても美味しかったです「また来よう!」。客席が少ないので、食べたらさっさと退出です。お福の交差点からほぼまっすぐに平安神宮大鳥居に向かえます。途中の神宮道は、観光客向けにお店がたくさんあり、見ているだけでも楽しめました。しばらく歩いて大きな鳥居をくぐり、公園を抜けると到着です。

神宮内は広く整備されていて、数多くの祭事や行事が行われている様子が窺えました。建物の中に入りおみくじにトライ。出たのは中吉でした。これがその後どのように影響したかはわからないです。平安神宮の歴史は思いのほか新しく、明治28年に第50代桓武天皇をご祭神として創建されたそうです。

平安神宮のホームページ

ここまで巡るとさすがに疲れてきますので、そろそろホテルのある京都駅方面に向かいますが、いろいろある日常や、今への感謝を込めて、最後に東本願寺で瞑想したいと思います。目的地まではバス移動です。

東本願寺

平安神宮から東本願寺までは、岡崎公園動物園前から京都駅前行きの市営バス[5]で25分くらいでした。東本願寺の本堂の中は、大変広く、一人で静かに瞑想するにはピッタリの場所です。京都 東本願寺広すぎて目立たないので、他人を気にしなくて済みます。心を静め脳を休めることに集中して、本日の京都めぐりに感謝しました。私はここで最後に一歩踏み出す決意もできました。ここから京都駅まで徒歩ですぐです。駅ビルや地下街などには、食事処がたくさんあります。夕飯はぜひお好きなレストランでお召し上がりください。私はホテルの豪華な夕食バイキングに挑戦させていただきました。この京都めぐりは心に一生残る旅となりました。

東本願寺のホームページ

☆かわいい挿絵と写真で京都を案内してくれるマップです。
京都さんぽ (ことりっぷ)

今度は同じコースを、近年中に巡ってみようと考えていますが、新たな発見や体験も楽しみにしています。気ままなのが好き。
☆京都駅→(バス移動)→金閣寺→(バス移動)→岡崎神社→(徒歩)→南禅寺→(徒歩、お福で食事)→平安神宮→(バス移動)→東本願寺→(徒歩)→京都駅

最後までご覧いただきありがとうございました。

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