ヒトヘルペス6とうつ病

心の不安 メンタルヘルス

ヒトヘルペス6の関連

先日、慈恵医大の近藤教授らが、ヒトヘルペス6がうつ病に関連していると論文を発表しました。iScience誌に掲載されたものをみて、内容は難しくてなかなか凡人には理解できない言葉が多かったですが、結局、ヒトヘルペス6はほぼ100%の人に潜伏感染していて、唾液に多く存在するようです。その宿主が疲労困憊になるとヒトヘルペス6も生命の危機を感じ増えようとする。宿主は免疫力も弱っているので、ヒトヘルペスウイルスも活性化し、その遺伝子(SITH-1)が強く働き、タンパク質を生成するとのことのようなのです。それが嗅球から始まり、脳に達してしまい、その症状として脳が神経障害を起こしうつ症状が現れると理解したのですが、本来は嗅球は脳への侵入を防ぐ砦のはずなにの、その細胞をやっつけて、脳まで侵略しちゃうってことだよね。

☆【iScience誌に掲載された近藤教授チームの発表論文】

ただヘルペス6が何をもって危機を察知するのかは、まだわかっていないようです。ほとんどの日本人に潜伏感染しているから、誰にでも起こりうるんだけど、検査により抗体の数が多いってことはしっかり増やしてしまったと言うことなので、ヘルペスの宿主(ほぼ日本人全部)は生命の危機にかかわるくらい頑張っちゃダメなんだよ。脳疲労もよくないらしいので、テレビでもみて笑ってるのが一番かな、、、、。そうもしてらんないけど。何をもってヒトヘルペスが生命の危機を感じ増殖するかがわかれば、将来は予防薬なんかもできちゃうのかもしれないよね。論文には研究の限界とあったけど、今、コロナでもちきりになっているので、このまま埋もれないように世界の研究者さま方にはヒトヘルペス6の研究も頑張って欲しいと思う。

この発表をみて浮かんだのは、ヘルペスが増えて脳へ影響を与える経路は、アロマテラピーが作用するメカニズムと共通の部分がある。これがヒントになって、精油も同じ経路をたどり同じ部位に影響を与え、情動も左右されるんだから、うつ病に関して精油の有効成分が与える影響は大きいんじゃないかなって、凡人の私は考えちゃいました。もっともっといろんな人に芳香浴を試して欲しい。そしてほんの少しでも辛さの改善を実感して楽になってもらえたらと思う。アロマのメカニズム

ちなみに香りの刺激が脳に伝わるまでの速さは、0.2秒。歯痛や体の深部の痛みが伝わるまでは0.9秒あるいはそれ以上かかると言われているそうです。そこでわかるようにアロマテラピーは即効性抜群です。ぜひぜひ、不安や憂鬱に襲われている時は、アロマの芳香浴で脳の指令を良い方向へ向かわせてください。脳です。脳。ここがすべての発症の場所。

 

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